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ホーム >> フィールドレポート >> トレッキングレポート >> 横垣・風伝・通り峠と、またもや三峠制覇!
フィールドレポート

ジャンル: トレッキング | キャンプ | 温泉 | パドリング | ダイビング | 釣り | ツーリング

トレッキング

トレッキング
トレッキング レポート 
2006/03/13
横垣・風伝・通り峠と、またもや三峠制覇! ( 御浜町 )
 レポーター: ふ〜ちゃん
横垣・風伝・通り峠と、またもや三峠制覇!


横垣・風伝・通り峠と、またもや三峠制覇! 昨年12月から始まった、地域レポーターの熊野古道歩きも今回が最終日。月に2〜3回のペースで歩いてきて9回目。おやつと弁当と帰りの温泉orお風呂が楽しみで参加してきたが、少々は体力もついたか?しかし、トドメのような三峠歩きのいよいよ最後に、あの通り峠の展望台への急坂が・・・。結局最後まで不安なく歩けた試しがない、ということになる。う〜ん、参加することに意義がある!いざ、出発!

神木の公民館に車を止めて歩き始める。もう少し上の世界遺産登録された入口まで車で行くこともできるが、今回は下からみかん畑の中を歩いて行った。おいしそうに実るみかんは袋をかぶせて大事そうにされているものもある。悪戯心が騒いだが、みかん事情に詳しいメンバーが「これ盗ったらシャレにならん」というほど高級なみかんとのこと。ちゃんとお金を出して買いましょう。

みかん畑を抜け、植林地を抜け、峠の入口に到着。いきなり階段が目に入り、引き気味のメンバーに「大丈夫、最初だけだから。あとは平坦で歩きやすい道だよ。」と語り部さんが勇気付けてくれる。語り部の玉津さんは、今回の「世界遺産、伊勢路制覇」企画にずーっとお付き合いをしてくれているので、メンバーの個性や体力もよく理解してくださり、安心だ。休憩の後(峠の前に)、気をあらためて出発。
横垣・風伝・通り峠と、またもや三峠制覇! 階段を黙々と上りきり、峠道を歩く。すぐに見晴らしの良いところに出た。ひとしきり撮影タイム。その後しばらく行くと「横垣地蔵(水壷地蔵)」が出てくる。弘法大師の杖で湧き出したという水場の横にある地蔵は新旧二体。仕事を求めて大阪から来た大工が疲れて寝てしまい、夢で地蔵様に「この下の集落に行けば仕事がある。」と告げられた。大工が神木集落に行くと本当に仕事に恵まれ大繁盛した。その大工が後にお礼に建てたのが新しい方の地蔵様だとのこと。折りしも存続の危機にある「くまどこ」のメンバーたち。「ここで寝て、夢で仕事もらおうや。」と笑えない冗談も。。。
横垣・風伝・通り峠と、またもや三峠制覇! 流紋岩の石畳を見ながら阪本まで降りてきた。段々の田畑は通り峠から見える丸山千枚田が有名だが、ここも石垣で仕切られた自然な形の段々の田畑が広がっている。横垣峠は秋には林道が咲いて美しいらしい。降りてきたこの田畑も実った稲穂が黄金色に輝き、さぞかし美しいことだろうと想像した。のどかな風景の中を歩き、有名な亀石をみて駐車場まで歩く。
横垣・風伝・通り峠と、またもや三峠制覇! 昼食は弁当ではなく、アッサムティーでちょっと有名な「cafe茶和」で。私は「鶏肉の??弁当」。甘酢で野菜と炒めてあり、とっても食べやすかった。他のメンバーは豚のしょうが焼きやオムライスなど、それぞれが好きなものを食べたが、どれも美味しい上に値段が安い(いくらか忘れたが・・・)。食後のデザートにケーキセットも揺れたが、満腹すぎて入らないし、ケーキセットを食べたらホッとして歩けなくなってしまう。今回は我慢、我慢。。。
横垣・風伝・通り峠と、またもや三峠制覇! 午後からの風伝峠は農道からいつの間にか石畳の古道になる。石畳は埋もれている部分と走り根とのバランスが、他の古道の石畳とは違う気がする。途中、寺子屋跡なども見られ、立派な石畳になる。一旦道路に出て、また山に入る感じで風伝茶屋に出る。風伝餅の元祖らしいが、暖簾は出ているものの営業しているのやらしていないのやら・・・という様子だ。昔は、うどんなどの軽食も出していたという。う〜ん、個人的には風伝餅とお茶だけでいいので安心して店に入れる感じにしてほしい。。。

横垣・風伝・通り峠と、またもや三峠制覇! しばらく行って、国道311に抜ける道(何か名前がついていたが忘れてしまった。)に入る。道は細いが、ここにも石が敷かれている。両側にアオキがずーっと植えられている。一見心細くなりそうな道だが、赤い実を見るとなんだか元気が出る。
横垣・風伝・通り峠と、またもや三峠制覇! 通り峠の入口まで車で移動して、いよいよ最後の通り峠。実は10日ほど前にも歩いた。そのときに聞いた話をメンバーと話しながら歩く。話しているとすぐに息が切れてくる。それでも何とか子安地蔵と東屋まで来た。ここで休憩して水分補給。おやつも食べてエネルギーも補給。ここから急坂を登って絶景ポイントまで。階段が多いので「よいしょ、よいしょ」という感じになる。階段の杭に書かれた数字が段の数。時々休みながら数えながら「あと少し、あと少し」と自分を励ましては歩く。ここがスタスタ歩けるようになるのは、いつのことやら・・・。やっとたどり着いた絶景ポイントでは、10日前に見たよりくっきりした千枚田が広がっていた。田んぼの1枚1枚に鍬が入り、中には水がはってあるところもある。「制覇した」という達成感に浸ってしばらくボーっと眺めていたい気持ちだったが、帽子が吹き飛びそうな風で寒くなって退散した。最後の下りで怪我をしないように慎重に降りる。ヤッター。全行程制覇!喉もと過ぎれば・・・で、今回は歩かなかった観音道や川丈街道、高野山や紀伊路も歩きたい!などと調子のよいことを思う。移動手段や車の段取りまで、ずっーとお世話になった語り部の玉津さん、本当にありがとうございました。
■データ

交通 今回は車を峠の出入り口付近に止めて移動。
駐車場 横垣・通り峠は入口近くにスペース有り。風伝峠は無し。

■関連リンク
 熊野古道のページ(所要時間など詳細情報アリ)


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