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トップページ >> 地域・人々 >> だんだんの会 >> メンバーの向井さん
地域・人々
だんだんの会

会のはじまり活動内容&これからの目標|メンバーの向井さん

 熊野市大泊在住の向井弘晏さんは、「だんだんの会」の一員として、また個人として熊野古道の保全活動に力をいれていらっしゃいます。
 2004年6月、向井さんにインタビューしてお話しを聞かせていただきました。(下の画像は、あれこれ資料を示しながらインタビューに答えてくださった向井さん。)
インタビュー時の様子

●熊野古道の保全活動に、ずいぶん力をいれていらっしゃるそうですね?

 現在、「熊野参詣道伊勢路景観保護条例」に基づく、「環境保全指導員」として活動をしています。
 この「環境保全指導員」というのは、文化財である熊野古道を守っていくため、月に1回程度、また台風の通過後などに道を歩き、古道に変化がないか、補修の必要なところがないかをチェックし、市へ報告する役割を担っています。各峠に一人が指導員として張りつけられており、私は観音道の担当です。
 普通は月に1回とか、台風や大雨の後だけ状況確認をすれば良いのですが、通常で週2回程度、多いときには月に20回ほども見回りをしています。またついでに、雑草を刈ったり道普請もしています。

●なぜそこまで熱心な活動を?

 そうですね、子どもの頃からの遊び場、自分たちの地域の財産をきれいにしようという、自発的な活動だから続けていけるんでしょうね。義務的にやらされたのでは、こうはいきません。
 また、市から委託されて「近畿自然歩道パトロール」もやっており、年6回程度パトロールをしています。
 自分が好きでやっているついでと言ってはなんですが、観音道にある観音様のお供えのコハナをお世話しています。水もタンクに入れて担いで歩くので、これがとても大変です。(下画像、コハナの供えられた観音様)
コハナの供えられた観音様
向井さん作成のイラストマップ
 さらには、観音道にある観音様の配置図をイラストマップにして、紀南ツアーデザインセンターなどに置かせてもらっています。もう少しイラストを加えるなどして、わかりやすいものにしていきたいと考えています。

●そういった活動を始めたきっかけは何だったのですか?

 最初は健康管理のために、と思って松本峠を毎日のようにゴミ拾いなどしながら歩いていたのですが、そこで木本町の西さんに会ったのです。そして、「だんだんの会」へ入って一緒に保全活動をしていくことになったのがきっかけでしょうか。「だんだんの会」に入ったから、というわけではなくて、続けていた自分なりの活動をその後も続けてきた、ということですけどね。

●これからもそういった活動を?

 自分の楽しみでもあるから、体力がある限りは続けていきたいと思っています。
 「だんだんの会」の活動もありますが、それはそれで参加していくとして、自分は自分の好きな範囲で、出来る範囲で活動を続けていきたいと思っています。

●ありがとうございました。これからもがんばって活動を続けてください。

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