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子連れで行こう!
 実際に歩いた経験から、子連れで熊野古道を歩く際の注意点や持ち物をまとめてみました。
コース設定のコツ抱っこ紐・おんぶ紐交通手段食料・授乳着替え・おむつ・防寒具
 
クマアイコン コース設定のコツ
   我が家の場合、子連れで歩き始めたのは、腰がしっかり座って立った姿勢の抱っこで長時間過ごせるようになった生後7ヶ月頃からです。寝かせた姿勢のままで山道へ連れて行くのは無茶なのでやめたほうが良いでしょう。
   子供が自分で歩けないうちは、親が全て抱っこして歩くことになるので、親の体力と経験に合わせたコース選びができます。しかし、抱っこ紐などの中で過ごす子供にとって長時間の歩行は負担が大きいでしょうから、親の都合だけで決めるのは禁物です。半日で歩き終わるくらいが目安でしょう。
お地蔵様とひと休み
 また、ずっと抱っこではかわいそうなので、下ろして自由に動いたり、おむつ交換の時間を作ってあげることも大事です。親だけが楽しんで歩くのではなく、子供も一緒にゆっくりした時間を過ごしてください。

よちよち歩き 練習
 子供が自分で歩けるようになる1歳前後から1歳半くらいは、子供が自分で歩く時間と、抱っこの時間を区別すると良いでしょう。安全な場所で歩く練習として10分くらい付き合って、その後は抱っこ紐などに入れてどんどん進むという具合です。

子供のペースで一緒に歩く
 子供がしっかり歩けるようになったら、できるだけ自分で歩かせて、歩くのを嫌がった場合に抱っこ紐などを使うと良いでしょう。
 子供の歩く速度は遅いので、子供が自分のペースで歩けるような距離の短いコース設定にして、時間に余裕を持つことが大切です。子供を急いで歩かせようとするとケンカになって楽しくありません。遊びながら、熊野のゆったりした時間を感じてください。
 
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クマアイコン 抱っこ紐・おんぶ紐
   腕で抱っこしながら山道を歩くのは、慣れていても危険が伴います。抱っこ紐かおんぶ紐を使って子供を固定し、親は両腕の自由がきくようにしておくことが大切です。
    抱っこ

抱っこすると両手の自由が利かないので、危険。親が山道・石畳道に慣れていない場合はやめておくこと。
肩車

肩車はバランスを取り難いので、抱っこより危ない。とは言え、普段から肩車に慣れている友人は、肩車で登っていました。
     
   子供の体重が増えてきた場合は、前面抱っこは危険。
※参考に我が家の場合はこんな感じでした。体重が10kgを越えると、前抱っこでずっと歩くのは大変でした。
     抱っこ紐で前抱っこ
1歳3ヶ月まで
抱っこ紐で前抱っこ
抱っこ紐でおんぶ
1歳半まで
抱っこ紐でおんぶ
背負子
1歳半から
背負子
 
  険しい登山ではないので、市販の抱っこ紐・おんぶ紐でも十分です。私の場合、スリングは普段からあまり使い慣れていなかったため、山道では試したことがありません。スリングの前抱っこで平気に歩いた友人もいたので、使い慣れていれば問題ないかもしれません。
 
  一部の市街地コースは、ベビーカーでの移動も可能です。しかし、基本的にはベビーカーでの移動が無理な山道を歩きます。
 
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クマアイコン 交通手段
   子供を連れていると、予定した時間通りに行動することは、あまり期待できません。沿線のJRや路線バスは本数が少ないので、公共交通機関だけでの移動を考えるとスケジュールが組みにくくなります。自家用車(またはタクシー)と上手に組み合わせてください。
 ゴール地点に自家用車を停めておいて、最初にゴール地点からスタート地点へ公共交通機関を利用する、というパターンがオススメです。
 
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クマアイコン 食料・授乳
   お弁当やお菓子は、普段から食べさせているもの(子供の年齢に合わせて食べられるもの)を用意して持参しましょう。現地で売っているお弁当としていは、めはりずし、サンマ寿司をはじめとする「すし飯系」が多いので、好みに合わないと食べられるものが無いことも・・・。
携帯コンロでうどん 国道42号沿いにはスーパーがあるのでベビーフードの現地調達は可能ですが、品揃えはそれほど豊富ではないので、持参した方が無難です。
 我が家の場合、娘が麺好きだったことから、あらかじめさっと調理しておいたうどんを携帯コンロで温めて食べる方法が好評でした。もちろん、山中でのコンロ使用は避け、火気の取り扱いには十分注意してください。
   授乳については、我が家の場合は授乳と授乳の間に歩き終わってしまうのを基本にしました。歩き終わって、車の中で授乳するというパターンです。
 山道でも人目につかない場所が常にあるとは限りません。(馬越峠などの人気コースでは、人に会わないことはまずありません。)コース途中でゆっくり授乳できる場所はないと思ってください。
 母乳の場合は、授乳用のカバーや見えない授乳服を着用すると良いでしょう。また、ミルク用のお湯が入手できる場所は少ないので、魔法瓶でお湯を持参するようにしましょう。
 
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クマアイコン 着替え・おむつ・防寒具
   子供に特別な服装は必要ありません。ただし、普段の外出時と同様、汚れたときの着替えは必須です。1組は持ち歩くようにしましょう。
   歩いている途中のおむつ交換は、ほとんどしませんでした。歩き終わってから重たくなった紙おむつを交換していました。1回の行程をせいぜい3時間くらいに設定し、紙おむつ1枚で大丈夫なように工夫しましょう。
   寝かせておむつ交換が出来る場所は、街中であれば道ばたのちょっとしたスペースを利用して可能ですが、山の中へ入ると休憩用の東屋くらいしかありません。また、公衆トイレはコース沿いやJR駅などにありますが、おむつ交換に便利な乳幼児用設備があるのは道の駅くらいです。
 おむつなどを入れるゴミ袋は持参しましょう。また、子供が公衆トイレ以外の道沿いで大便をした場合はきちんと持ち帰りましょう。
  ベビーカー用のカバーを使って防寒 温暖な東紀州地域ですが、おんぶや抱っこで寝ている子供の防寒対策が大切です。レッグウォーマー、ベビーカー用の毛布、ニットキャップなどを準備しましょう。
 夏場は、抱っこやおんぶをして歩くと大量の汗をかくので、着替えが必須です。夏場でも、風が強いときには体温調整に気をつけてあげましょう。
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