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コース紹介
波田須・大吹峠・松本峠コース
歩行距離:波田須〜大吹峠 約5km/松本峠 約4.5km
所要時間:約3時間+約2時間(初級者向け)

コース地図コース案内高低差交通アクセスJR・バス)|モデルコース


コース案内
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●●波田須・大吹峠●●
 ここでは、熊野市新鹿町(JR新鹿駅)から熊野市大泊までのコースを紹介します。
 徐福伝説、鎌倉時代のものと言われる石畳、大吹峠の竹林など、他にはない見どころが多いコースです。しかも、体力的にはかなり楽ちんコース。
 誰でも楽しむことが出来ますよ!

 波田須石畳まで
 高台にある新鹿駅から民家の間を抜けて国道311号に合流し、南(右)へ進みます。新鹿海岸を左手に眺めながら歩いていくと、右手に波田須への案内標識が立っています。これに従って民家の間に続く上り坂を進み新鹿中学校の横を通っていきます。この辺り、振り向くと新鹿海岸がきれいに見えます。
 間もなく竹やぶを抜ける細い道に入り、祠を過ぎると国道311号線に合流。国道沿いに緩やかな上り坂を歩いていくと、間もなく「波田須町」の標識がある波田須トンネル手前。ここの左手の土手に登り口があります。
 登り口からほんの少しの石畳道を踏んで、民家の横へ出ます。西行松の跡の標識を越えて民家の間を歩いていくと、「波田須の石畳道」として有名な石畳が現れます。
 大きな敷石のものは鎌倉時代のものと言われています。波田須神社までの短い距離ですが、見応えのある石畳道です。
 波田須神社まではたいした上りもなく、緩やかなアップダウン、新鹿から45分もあれば着くでしょう。

 波田須駅まで
 波田須神社を過ぎて、ここから階段を下りて国道311号線に出ます。
 国道の向かい側に「徐福の宮」へ下りていく細い道があり、その横には小さな小屋の「徐福茶屋」があります。この茶屋のテラスからは展望が抜群なので、寄っていくと良いでしょう。
 標識に沿って急な斜面に続くコンクリートの道を下って行くと、徐福の宮の標識が出てきて、左手に徐福の宮のある矢賀という小さな集落。コンクリート道からオオクスが見えていて、標識に沿って民家の間を少し歩いていけば、徐福の宮に到着。
 来た道を戻って、コンクリート道を引き続き進んでいくと、波田須駅の案内標識が出てきます。波田須駅へはここから10分ほど、コンクリート道を歩いていくと小さな集落に出ます。波田須駅のすぐそばには、シンセサイザー奏者の矢吹紫帆さんのホール天女座もここからすぐ。海の見える素敵なカフェもあるので、時間があれば立ち寄ってみるのも良いでしょう。
 右手に岩壁のある三叉路で、左へ下っていくと波田須駅、そのまま道なりに右手へ進むと大吹峠の登り口へ。案内標識がついています。

 大吹峠登り口まで
 大吹峠登り口の標識に従って、細いコンクリート道が続きます。間もなく小さな沢が出てきて、そのすぐ近くには弘法大師にゆかりのある御足跡水。ここには、短い距離ですがきれいな石畳を見ることができます。おたけ茶屋跡を抜けて、古い石の道標や、悲しい伝説のある文字岩などの残る小さな集落を抜けます。右手の土手に付いているコンクリート道を上って、そのまま上り斜面の山道を抜けると、国道311号線に合流。南(左)へ進んで緩やかな上り坂を歩いていくと間もなく案内標識があり、そこが大吹峠の登り口になっています。(波田須駅から15分ほど)

 大泊まで
 登り口から峠頂上までは20分ほどで、大した上りもありません。登り口からすぐに竹林が現れ、きれいな石畳道が続いています。竹林の中の石畳は独特の雰囲気。ニョキニョキと石畳の横に立っている電柱にげんなりしながら、石畳道を歩いていくと、茶屋があったという峠頂上へあっという間に着きます。
 峠からの降り口には、竹林が広がっていて、ひっそりとしたきれいな道です。竹林は間もなく終わり、緩やかな下り道が人工林の傍を通っています。
 緩やかな下りを40分ほど歩いていくと、お地蔵様、案内標識を経て、大泊の石切場が見えてきてアスファルトの道に出ます。左に進むと間もなく国道311号線。
 国道を右に進んでいくと、すぐに目の前に海が広がり、間もなく大泊海水浴場が見えてきます。
 国道をそのまま歩いて、最初に出てくる三叉路を右へ入ると、すぐにJR大泊駅。アスファルト道に出てから5分ほどです。
 松本峠の登り口は、大泊海水浴場をはさんで反対側。国道311号をそのまま歩いて、国道42号に合流します。10分ほど歩くことになります。

●●松本峠コース●●
 大泊から木本までの短い距離を結ぶ峠ですが、きれいな石畳、峠のお地蔵様、七里御浜の展望など、見どころの多いコースです。また、峠頂上から鬼ヶ城遊歩道へ降りれば、さらに楽しみが増します。
 大泊駅から有井駅までのコースをご紹介します。

 頂上まで
 大泊駅の前にある道を下っていき、三叉路を右へ。そのまま直進していくと国道42号に合流し、この合流する交差点に登り口があります。石畳をイメージした道に、峠の案内標識が立っていて、すぐにそこと分かるようになっています。
 大泊駅からは10分ほど、峠の登り口近くにも数台分の駐車スペースがあります。(この駐車スペースからは、清滝がよく見えます。)
 登りはじめからなかなか急な石畳道が続きます。あわてずにゆっくり歩きましょう。まわりはスギ林ですが、ちょっと荒れているのが残念。
 それでも石畳の状態はかなりよく、場所によってはとても良い絵になっており、頂上までほとんどずっと石畳が続いています。平坦な部分が出てきたら、頂上はすぐそこ。スギに混じって孟宗竹が現れます。
 頂上はスギと竹が混じっていて、晴れていれば鮮やかな緑色に包まれている感じ。伝説のあるお地蔵様も並んでいてスペースがあり、伊勢路の中でも居心地の良い峠頂上です。

 鬼ヶ城遊歩道へ
 頂上からはまっすぐ木本へ降りてもいいですし、鬼ヶ城遊歩道を歩いてもいいでしょう。頂上から東方向に続く遊歩道を15分ほど歩いていくと東屋が立っていて、ここから七里御浜の展望が抜群です。ここだけは是非とも行きたいところ。
 さらに遊歩道を進むと、鬼ヶ城跡、鬼の展望台などがあります。また、鬼ヶ城センターへ降りていく遊歩道もあるので、峠を越えずに帰る場合はこれを利用してもいいでしょう。遊歩道にはソメイヨシノがたくさん植えられていて、花が咲く時期にはとてもきれいな散歩道になります。

 峠を下って熊野市駅へ
 遊歩道を歩いて七里御浜の展望などを楽しんだ後、峠の頂上へ戻って、緩やかな下り坂の石畳道を歩いていくと、間もなくコンクリートで舗装された道になります。(木本側の登り口まで車で行くと、頂上までかなり簡単に行けます。)
 ここから民家の間の階段を下っていくと、木本の町中、木本通りに出ます。この通り沿いには、家の軒先にのぼりが立っています。鬼退治の伝説が残る笛吹橋を渡って木本の住宅街を歩いていくと、右手に木本神社があります。三叉路で右折して木本神社をぐるりを回るようにすぐ右折すると、最初の交差点が木本通りです。交差点を左折すると、木本通りをまっすぐ歩くことになりますが、交差点を直進するとすぐのところに「紀南ツアーデザインセンター」があるので、立ち寄っていくのも良いでしょう。見事な古民家だけでも一見の価値ありです。(このあたり、小さな道標が立っているほか、家の壁などに案内標識があります。)
木本通りにはのぼりが立っているほか、まちかどギャラリーとして熊野の風景写真があちこちに飾られています。また、古民家も何軒か残っていて、部分的ですが昔ながらの街並みの雰囲気を想像して楽しむことができます。
木本通りから途中で右折すると、すぐに熊野市駅。(駅へ至る交差点に道標があります。)

 花の窟神社、有井駅へ
 木本通りをしばらく直進し、道標があるところで左折して国道42号に合流、右へ進みます。。国道の歩道を歩いてもいいですし、目の前にある七里御浜を歩いても良いでしょう。しばらく浜沿いに歩きます。
間もなく獅子岩を通過すると、目の前に花の窟神社の御神体である巨岩(小山)が見えてきます。国道沿いに歩いていくと、右手に花の窟神社があります。鳥居の前には茶屋があるので、休憩していくのも良いでしょう。
花の窟神社の前で国道から右折して、そのまま道なりに進んで左へ折れます。有馬の住宅街をまっすぐな道が続いているので歩いていくと、右手に有馬小学校が見えてきます。ここで右折すると、小学校のすぐ隣に有井駅があります。

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