熊野古道
くまどこショッピングモール東紀州ほっとネットくまどこ
トップページ >> コース紹介 >> 三瀬坂峠コース(栃原〜滝原) > コース案内
コース紹介
 歩行距離:約21km (JR栃原駅〜JR滝原駅) / 所要時間:約6時間30分(上級者向け)

コース地図|コース案内|高低差交通アクセスJR・バス)|モデルコース

コース案内
写真付きの詳しいコース案内へ

JR栃原駅を出発し、旧道と国道42号をたどって三瀬の渡し跡へ。大きく迂回して宮川を渡り、三瀬坂峠を越えて滝原へ至るコースを紹介します。
(※三瀬の渡しの迂回路は、道の駅おおだい方面と長ケ集落の2通りありますが、距離・時間はほぼ同じくらいです。)

 栃原駅から川添駅まで
 栃原駅から国道42号に出て南へ進み、10分ほどで新田交差点。この交差点の右にある細い道に入り、民家と茶畑の間を歩いていくと、線路沿いの道に出ます。線路沿いにしばらく歩き、踏切を渡って、国道42号に合流します。
 国道の歩道を少し歩いて、ガソリンスタンド向かいにある細い道へ右折します。ここも民家の間を歩いていくと、お地蔵様が並んでいる交差点に出ます。左斜め前にある下り道に入って歩いていくと、間もなく再び国道に合流します。
(ここからは旧道がハッキリしていないので、川添駅手前まで、国道の歩道沿いに歩いていくこともできます。旧道らしき道をたどる場合は、次の道を参考にしてください。途中、踏み跡がハッキリしていないところもあるので、あまりオススメはしません。)
 再び国道沿いに少し歩いて、ゴルフ練習場の手前にある小さな沢のところで、右折して細い道に入ります。すぐにJRの線路があるので、汽車が来ていないことをしっかり確認して渡ります。(ココは踏み切りがなく、危険です。)
 線路の向こうには舗装された道が続いていますが、これには行かず、線路を渡ってすぐ左手の沢に下りていく道があるので、これを進みます。水のあまりない沢を渡り、2mほどの斜面をよじ登り、沢沿いに残っている踏み跡をたどります。荒れた竹混じりの人工林に続く踏み跡をたどって行くと、間もなく茶畑そばの舗装された道に合流します。
 茶畑の間を通る舗装された道を道なりに歩いていくと、カーブ出口のちょっとした土手のところで国道42号に合流します(先ほど国道沿いに歩いてきた人は、ここから旧道へ)。国道に出てすぐ右手にある細道に入り、民家の間をまっすぐ歩いていけば、川添駅に到着です。(道の左側にあります。)

 川添駅から三瀬の渡し跡まで
 川添駅を越えて、旧道を歩いていきます。旧道といっても、あまり風情のある町並みなどは残っていません。しばらく歩いていくと、国道42号に合流。ここからしばらく、国道の歩道を歩きます。
 国道を歩いていくと、目の前に高速道路の高架が見えてきます。このあたり、ゆるゆると上り坂が続いていますが、坂瀬峠という峠になっています。旧街道はJRの線路を渡っていくようですが、不明確なので、引き続き国道の歩道を歩いていきます。
 坂瀬峠を上りきると、大台町下三瀬、上三瀬のほうがよく見えます。
 峠頂上の右側に下りていく道があり、これが旧道とのことです。この道を進む場合は、土道を下って八柱神社を越えてJRの線路をくぐると間もなく国道に合流します。信号がないので、気をつけて道を渡って、そのまま国道から離れて南の方へと道沿いに歩いていきます。
 坂瀬峠から旧道に入らない場合は、歩道を歩いていって、少し下ったところで国道の左手にある脇道へ入ります。国道を横断するのですが、車がスピードを出しているところなので、くれぐれも注意してください。脇道へ入ってから、集落内を抜けて南の方へと道沿いに歩いていきます。
 三瀬の渡しは宮川を渡って対岸の三瀬坂峠へと通じていたようですが、今では橋もなく川を渡るすべがありません。渡し跡もはっきりせず、川沿いの道から見下ろすだけとなっています。

 三瀬の渡し跡から三瀬坂峠まで
 三瀬の渡しを迂回して宮川を渡りますが、2通りのルートがあります。
 1つは、国道42号に沿って通る大台町の旧街道を歩いて、道の駅おおだい、大台町役場、船木橋を経て多岐原神社へ向かうルート。もう1つは、三瀬の渡し跡からそのまま川沿いの道を南東方向へまっすぐ進んで長ヶの集落を通り、赤い橋を渡って右折して川沿いの道を歩いて多岐原神社へ向かうルート。いずれも所要時間は同じくらいですが、大台町内の旧街道を歩くルートの方が、史跡が多く休憩施設もあるためオススメです。
 宮川沿いの道を歩いていくと、道が広くなって三瀬川の集落に出ます。集落に入って少しすると、左手の高台上に、立派な枝垂桜が境内にある妙楽寺があります。これを過ぎてすぐの右手に、「多岐原神社」の案内標識があるので、これに従って斜面を降りていくと、三瀬の渡し跡と多岐原神社があります。かつては渡しでここに着いて、神社にお参りして三瀬坂峠へ向かいました。
 再び坂を上って、先ほどの道へ出て左折。妙楽寺を過ぎてすぐの右手、民家の間の細い道のところに「三瀬坂峠」の案内標識があります。これに従ってコンクリートの道を登っていくと、間もなく土道になり、三瀬坂峠への上り道へ。
 三瀬坂峠までは、案内標識があった登り口から20分ほどの距離。けっこう急な上り坂が続きますが、一気に歩ける距離です。途中には、小さな案内標識もあって広くて明確な道が付いているので、迷うことはありません。峠の頂上には、石積みで作られた祠があり、中にはお地蔵様が座っています。

 三瀬坂峠からJR滝原駅まで
 峠の頂上から滝原へ、急な坂を一気に下ります。道ははっきりしていますし、南側の斜面で明るい道が続きます。傾斜が緩やかになってきたころ、2m以上の高さがある立派な石垣があります。国道までの道の脇には、排水路がずっと続いています。小さなため池を過ぎれば、小さなお宮がある登り口で国道42号に合流します。
 国道を注意して横断して、すぐ右のところにある細い道に入ります。民家の間を抜けて道なりに歩き、再び国道に合流して横断。国道の向かいにある再び民家の間の細い道を歩いていくと、目の前に背の高い木々のある林が見えてきます。これが滝原宮の神社森になります。
 まっすぐ歩いていくと、道の駅 木つつ木館と滝原小学校があり、少し東へ行けば、滝原宮があります。ぜひ立ち寄って参拝していきたいところです。
 引き続き、国道に平行して走っている旧道を歩きます。滝原には林業家の立派なお屋敷が所々にあって、風情のある町並みを楽しめます。
 町並みを楽しみながらまっすぐ歩いていくと、左手の高台に大紀町役場(旧大宮町役場)があります。コンビニエンスストアのある交差点で国道を横断し、大内山川にかかる橋を渡れば、滝原駅に到着です。

▲このページのトップへ戻る

東紀州ほっとネット くまどこ
東紀州ITコミュニティ
三重県熊野市有馬町
E-MAIL:info@kumadoco.net
Copyright(C)2004 KUMADOCO.NET All Rights Reserved.