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コース紹介
伊勢(内宮)〜田丸コース
 歩行距離:約14km (伊勢神宮(内宮)〜JR田丸駅)
 所要時間:約4時間(初級者向け)

コース地図|コース案内|高低差交通アクセスJR・バス)|モデルコース

コース案内
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伊勢神宮(内宮)を出発して、猿田彦神社、外宮などを巡って宮川を渡り、玉城町田丸へと至るコースをご紹介します。アップダウンはごく一部で、あとは平坦な道が続きます。
※ 内宮までは、伊勢市駅・宇治山田駅からのバスや、自家用車、タクシーを利用してください。詳しいアクセスは、伊勢神宮のサイトをご覧ください。

 内宮から猿田彦神社まで
 内宮の入り口にある宇治橋と大きな鳥居、ここが出発点になります。内宮へ参拝する場合は、宇治橋を渡って右へ曲がり、玉砂利の道を歩きます。参拝には往復で15分ほどかかります。
 宇治橋に向かって左側にあるおはらい町の通り、土産物屋や飲食店が並んでいますが、街並みは旧家の装いに揃えてあります。かつてのおはらい町もお伊勢参りの旅人達でこんな風に賑わっていたのだろうと思わせる、面白い雰囲気があります。時間があればゆっくり歩くのも良いでしょう。
 おはらい町をしばらく歩いていくと、広い道路(県道32号)にぶつかります。ここで左に進むと、すぐに国道23号との合流交差点。これを渡ってすぐ右手にあるのが、猿田彦神社です。宇治橋からまっすぐ歩いて15分ほどです。

 猿田彦神社から外宮まで
 猿田彦神社を出てすぐ右にある道、緩やかな上り坂になっているのが牛谷坂です。ゆるゆるとしばらく上っていますが、道の脇には美術館や神宮庁の建物や常夜燈があったりして、落ち着いた雰囲気の道です。
 坂を上りきったあたりが桜木町で、昔から地元で信仰を集めていた桜木地蔵が、道から200mほど入ったところにあります。桜木町を過ぎると、高架の足元に伊勢自動車道を眺めて、中之町へ入りますが、この高架のある交差点には伊勢古市参宮街道資料館があります。
 平坦な道を進みますが、道沿いには寂照寺・麻吉旅館・長峯神社といった史跡があって、かつての街道沿いの賑わいを想像することができます。小さな高架で近鉄の線路を渡ると、古市町に入ります。古市バス停のある三叉路を左へ進んで、緩やかな下り坂を下っていきます。かつては賑やかな通りだったようですが、今は静かな住宅街といった雰囲気です。かつて尾上の坂と呼ばれた下り坂はほぼ勢田川にかかる小田の橋まで続きます。
 勢田川にかかる小田の橋はごく小さな橋ですが、古くから外宮と内宮を結ぶ橋として名前が知られていました。今は勢田川の流れも濁っていて、かつての雰囲気はあまりありません。
 小田の橋を渡って道なりに左へ進み、左手に祖霊社のある交差点を直進して細い道を少し歩けば、外宮前を走る広い道路(県道32号)に合流。道の向かい側(進行方向の左手)に見える森が外宮の森です。県道沿いに少し歩けば外宮前のバス停があります。横断歩道を渡って参拝していくのも良いでしょう。

 外宮から城田小学校まで
 外宮のからしばらく、県道22号を西北西の方向へ進みます(外宮の駐車場のすぐ前を通っている2〜3車線の広い道路です)。県道沿いには時々旧家が残っていますが、特にこれといった史跡はありません。
 しばらく県道を歩いていくと、「筋向橋」の三叉路に出ます。筋向橋は、かつての参宮道(関西からと関東からの両方)、伊勢本街道、伊勢街道が1つにまとまる場所でかつては橋がありましたが、今は暗渠となっており、欄干の一部が名残となっています。
 筋向橋の三叉路を左へ入って進んで辻久留の交差点で右へ曲がり、すぐに左へ。まっすぐ進めば宮川の堤防に突き当たります。かつては宮川に橋がなかったため、この辺りに「柳の渡し」がありましたが、今はありません。堤防に出て右へ少し歩けば度会橋があるのでこれを渡ります。橋を渡ったらすぐに左へ曲がって堤防沿いに少し歩きますが、歩道がないので車に注意してください。
 左に宮川を眺めながら堤防を少し歩いていくと、右手に白い大きな建物(尾崎咢堂記念館)がある三叉路があります。この辺りが柳の渡しの対岸だったようです。堤防から右手の道へ入って記念館の前を通り過ぎ、すぐの三叉路を左へ。しばらく道なりに歩きます。かつての街道ですが、旧家が時々あるだけで、今は静かな住宅地です。
 住宅地を歩いて小川に掛かる和合橋を渡ると間もなく、田んぼが一面に広がります。田んぼの間を歩いていきますが、右手の高台に見える建物が城田小学校です。

 城田小学校から田丸駅まで
 田んぼの間に続く一本道を歩いて城田小学校の前を通り過ぎ、伊勢市の上地町になります。時々旧家が残っていてかつての街道の雰囲気を連想させますが、ごく普通の静かな住宅地になっています。道はまっすぐに続いており、迷うことはありません。
 しばらく歩いていくと、2車線道路の県道13号と合流する交差点があります。再び田んぼの間をまっすぐに進むと間もなくJR参宮線の踏み切りを渡り、小川を渡るところで玉城町へ入ります。
 道はずっとまっすぐで旧家がポツリポツリと残っていて、常夜燈や小さな神社もあります。ずっと歩いていくと、「佐奈・尾鷲」という道路標識のある三叉路に出ます。標識の矢印は左に向いていますが、ここで右へ曲がります。すぐに銀行がある三叉路があるので、ここで左へ曲がれば、正面に田丸城跡の小山が見えます。少し歩いたところにある三叉路の左角に、「左 よしの くまの道」と書かれた道標があります。大和からの初瀬街道と、熊野からの熊野街道が合流した地点で、熊野街道(熊野古道 伊勢路)の起点はココになります。
 道標に従って左へ曲がり、信号のある交差点で斜め左手にある民家の間の細い道へ入って少し歩けば、田丸駅前の広場に出ます。

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