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第6回 みえ熊野学フォーラム 2006年3月19日 |
感想
久保田先生のお話は、かなり広い視野から熊野という地域を眺めたお話でした。私自身は古い神話に詳しくないこともあって、途中は「いったい何を話しているんだろう?」という感じでしたが、独特の視点から見た熊野の捉え方は確かなものでした。
現代社会における熊野の持つ意味については、以前のシンポジウムで金峯山寺の田中利典さんが同じような話をされていました。そういえば、本宮大社に行くと「甦る日本!」と大きな文字で書かれていますが、自然の中に神々を見てきた日本人の宗教観というお話を聞くと、なるほどと思うところがありました。
パネルディスカッションでは、地域外から継続的に熊野と関わってきた安食先生のお話が印象的でした。でも、安食先生がおっしゃるように熊野古道が東紀州の人々の心を豊かにするものであれば、結果として今よりも多くの人々を惹きつける魅力的な地域になっていくに違いありません。観光という商業的な側面のみから取り組んでもあまり期待はできないのでしょうが、魅力的な地域づくりが進めば、自然と人はやってくるはずだと思いました。
そのためにも、最後に小倉先生がまとめたように、守るべきものを守っていかなくてはなりませんね。 |
→フォーラムの内容を見る
基調講演「熊野が持つアジア的意味〜花の窟を中心に〜」
パネルディスカッション「世界遺産・熊野の風土と魅力を語る」
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