木漏れ日が落ちる石畳を歩いて、峠の頂上に到着。峠道もそうでしたが、頂上は特に爽やかな風が途切れることなく吹いていました。風に当たりながら子安地蔵の前に座っていると、少し汗ばんだ体がすーっと冷やされていくのと同時に、頭の中に居座っている日常の雑事がすーっとどこかへ飛んでいくような感覚になります。
心身ともにスッキリしたところで、さらに上の展望台へ。けっこう急な上り坂が続くところですが、誰か親切な人が階段の数を数えてくれたらしく、以前はなかった「階段170段」という看板が立っていました。しかも、あと100段、あと25段という看板も。寝不足でまだ調子が出ないらしいツレアイは、「数字を書かれると余計に・・・」と文句を言いながら歩いていました。 |