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レポート日記
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 春の陽気の初歩き 2016年1月
 ワンワンと犬に吠えられながら、民家の庭先を通って発掘石畳の道標がある山中へ入ります。JRの線路沿いに良く整備された山道を少し歩くと、発掘石畳道が現れました。雨に濡れてけっこう滑るので、みんな慎重に歩きます。
 1月とは思えない温かさ、石畳道の登り坂を少し歩いただけで、汗ばんできます。石畳を登りきって国道42号に出る手前で、娘もツレアイは、着ていたフリースやジャンパーを脱ぎました。
発掘石畳 慎重に
 ようやく登り口に到着。海山側から登るのは数年ぶり、皇太子殿下行啓記念の石碑がどーんと設置されていました。
馬越峠登り口
 登り口近くの茂みを見ると、フユイチゴの実がたくさんなっていました。ツレアイと娘たちが収穫して口に放り込みます。「もっと採っていい?」と娘たちは手を伸ばしていましたが、「他の人や山の動物も食べるだろうから、もうお終い」ということで、一人2個くらい。
フユイチゴの実
馬越峠道 張り切って歩く
 雨に濡れた石畳道を歩くのも久しぶりですが、やはりツルツルとよく滑ります。
 ツレアイと上の娘は、足元を慎重に見ながらゆっくりペース。下の娘は怖いもの知らずなのか平気らしく、張り切って先頭を歩いて行きました。
 夜泣き地蔵には、みかんやお菓子がお供えしてありました。「お地蔵さんの服は、誰が着せているの?」と下の娘。「近くに住んでいる人が、お世話しているんやろ。かさ地蔵のお話みたいに。」とかなり適当な答えを返したら「へえ〜」と納得した様子。まあ、これだけきれいにお世話していたら、ご利益もあることでしょう。
お供え物たくさんの夜泣き地蔵
水量の多い沢
 明け方の雨の名残で、峠道にある何本かの沢には水がたくさん流れていました。冬場では珍しいことです。
 小学3年の上の娘は、「あ、沢の音が聞こえて来たよ」などと一人前のセリフをしゃべっていました。
 濡れた石畳に滑りながら、急坂を登りきって林道に合流したところからは、北西方面、大台ケ原がよく見えました。この時期は、大台ケ原も雪が積もって白くなっていることがよくあるのですが、この日は雪らしきものはまったく見えませんでした。
 休憩用のベンチも置かれていて、なかなかの休憩ポイント。
大台ケ原方面の見晴らし

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