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尾鷲市向井にある三重県立熊野古道センター【地図】でシンポジウム「人はなぜ九鬼に魅了されるのか 九鬼のこれまでとこれからを語る」がこの3月11日(土)13時から開催されます。 これは日本建築学会近畿支部デザインサーヴェイ部会が主催し開催されるもので尾鷲市九鬼町は、伝統的漁村の空間、慣習、漁業形態、コミュティーなどが色濃く残っており、建築学、民俗学や地理学、漁業経済など多岐にわたる学問分野の素材があり、研究者らの注目を集めている。 また、最近では移住者や観光客が増えつつあり、ゲストハウスや食堂、書店、移住体験民家ができるなど、まちづくりに関わる動きも起こっており、シンポジウムでは、「九鬼らしさ」を共有し、これからのまちづくりを語り合います。 前半は大学教員や博士課程の学生らが、建築学の視点から現在を含めた九鬼の「これまで/過去」の地域固有の魅力と価値を紹介し、後半は「九鬼のこれからを語る」をテーマに座談会を行います。 参加無料ですが事前に申し込みが必要で希望者はGoogleの参加申し込みフォーム(https://forms.gle/zfNnJLEer6TLhm4r7)等からお申し込みください。 またZoomで参加希望者も同様に上記フォームからお申し込みください。 登壇者一覧(かっこ内は所属)。 ●講演川窪広明(大手前大学教授)松田法子(京都府立大学准教授)山本翔也(大阪大学大学院博士後期1年)江端木環(地域おこし協力隊員、大阪大学大学院博士後期3年)下田元毅(同部会幹事、大手前大学講師) ●座談会加藤千速(尾鷲市長)川上修史(九鬼区長)豊田宙也(NPOおわせ暮らしサポートセンター)講演された各講師 <概要> 人はなぜ九鬼の「まち」に魅了されるのか〜九鬼のこれまでとこれからを語るー 日 時 2023年3月11日(土)13:00-16:30 会 場 三重県立熊野古道センター 定 員 100名(会場) ※Zoom同時開催 申込方法| Googleフォーム https://forms.gle/zfNnJLEer6TLhm4r7 ※zoom参加ご希望の方はGoogleフォームでお願いします。 【趣旨】 三重県尾鷲市にある小さな漁村「九鬼」. この「まち」に多くの人が魅せられている. 伝統漁村 九鬼には空間・慣習・漁業形態・コミュニティなどが色濃く残っている. そのため、民俗学、地理学、歴史学、漁業経済、法学、建築学などの多岐にわたる学問分野の素材が存在し、学者たちを魅了してきた. 学者だけではない. 近年では、移住者や観光客が増えつつあり、ゲストハウスや食堂、本屋や移住体験民家など、まちづくりに関わる動きも顕著である. 本シンポジウムでは「九鬼らしさ」を共有した上で、これからの「まちの在り方」について語り合いたい. 前半では、建築学の視点から現在を含めた九鬼の「これまで:過去」の地域固有の魅力と価値を紹介し、 後半では、九鬼の地域課題なども含めたまち側の視点を重ねながら「これから:未来」のまちづくりについて座談会を行う. 先人たちが紡いできた「九鬼らしさ」を「これから:未来」のまちづくりにどのように活かし、継承していくべきか、 九鬼の自律的な「まち」の在り方の糸口を見出したい. ■趣旨説明 「私たちは、なぜ九鬼に魅了されるのか」 下田元毅(日本建築学会近畿支部デザインサーヴェイ部会主査、大手前大学 講師) ■講演「九鬼との出会い」川窪広明(大手前大学 教授) 「九鬼の民家ー2022年度調査からー 」松田法子(京都府立大学 准教授) 「九鬼の水系」山本翔也(大阪大学大学院博士後期課程1年生) 「九鬼の地図」江端木環(尾鷲市地域おこし協力隊、 日本建築学会近畿支部デザインサーヴェイ部会幹事、大阪大学大学院博士後期課程3年) 「九鬼のコミュニティ」下田元毅(前掲) ■座談会 「九鬼のこれからを語る」 加藤千速(尾鷲市長)、川上修史(九鬼区長)、豊田宙也(NPOおわせ暮らしサポートセンター) 川窪広明(前掲)、松田法子(前掲)、江端木環(前掲)、山本翔也(前掲)、司会:下田元毅(前掲) ■挨拶 加藤千速(尾鷲市長) 企画・主催 日本建築学会近畿支部デザインサーヴェイ部会 協 力 尾鷲市・NPOおわせ暮らしサポートセンター >>関連リンク