「第１２回丸山千枚田　田植えの集い」が、大勢のオーナーが訪れおこなわれました。
この日は、あいにくの雨模様で、降ったり止んだりしましたが、楽しそうな笑い声が棚田に響き渡りました。
千枚田の田んぼには、オーナーの名前入り立て札が一つ一つ立っていて、訪れた人はスタッフに案内されて自分の田んぼに向かいます。
始めて訪れた方の中には、千枚田の雄大な景観に驚き、「よくここまでのものを作ったね〜」と感心している方もみえました。
田植えが始めての方は、千枚田保存会の方々が一緒に田んぼに入り植え方のコツを教わることができます。毎年来ている方でしょうか、植え終わった田んぼを見ながら帰る途中、スタッフの方が手直しに自分の田んぼに入って行くのを見て「今年はどれくらい手直しされるかなぁ」とじっと食い入り、少しだけしか手直しされなかったことに喜びながら帰路についていました。
本部では、茶がゆやざいしょ汁が振る舞われ、少し肌寒いこともあって、多くの人が温かな茶がゆを食べていました。
物産コーナーでは、紀和の嫁みそや梅干し、人気の千枚田餅、千枚田Ｔシャツが販売されていて、ここもお土産を買い求める人で賑やかでした。
今日の丸山千枚田は、時々白い霧が流れる幻想的な風景となったり、雨がぱらぱらと落ちましたが、日本でもまれな美しい棚田で大勢の方が楽しい一時を過ごしていました。

丸山千枚田を保存していくためには多くの方の協力が必要です。オーナーや「丸山千枚田を守る会」に入って日本の原風景「丸山千枚田」を一緒に守ってください。
8月末まで「丸山千枚田を守る会」会員募集中！


動画のURL：http://kumadoco.net/movie/detail.cgi?no=100