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街並みを楽しみながら歩くこと2時間あまり、ようやく女鬼峠の入り口に到着。1年前に歩いたときにはなかった立派な案内標識と説明板が設置されていました。このコースを歩く人が増えてきて、地元行政が対応したのかもしれません。
もっとも、案内標識が付いていたのは女鬼峠がある多気町だけ。このコース中に通る他の2町には何もありませんでした。ついでに文句を言うなら、東紀州地域にある案内標識と色使いが異なります。同じ伊勢路、合わせればいいのに。 |
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女鬼峠の特徴は、何といってもこの千枚岩。樹木の表皮みたいに見える岩です。画像左側の方に溝が付いているのが分かりますか?かつて荷車が通ったときに付けられた轍(わだち)だそうです。説明板に書いてありました。 |
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女鬼峠の頂上は、岩場を大規模に掘削して道が付けられている切り通し。整っていない岩肌を見ると、苦労して道を付けたのだとよく分かります。
画像の中央右に立っている黒い棒は、「切り通し」と書かれた案内標示。せっかくの切り通しの景色を邪魔しているように見えました。案内標示は大事なんでしょうけど、立てる場所を考えてもらいたいですね。 |
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切り通しを過ぎて右手にある如意輪観音像と名号碑。江戸時代のもので、かなり立派なものです。1年前に歩いたときは、真ん中の観音様がボロボロの傘をさしていましたが、撤去されていました。替わりに、左にあるお堂の屋根が立派になって、観音様にもかかっていますね。(1年前の画像はこちら。)
じっくり眺めて、先へ行こうと立ち上がってふと横を見たら、1年前に付けられていたボロボロの傘が脇の茂みに捨てられていました。まさか、記念に残してあるんでしょうか? |
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まだ女鬼峠に春は来ていないようで、花はほとんどありませんでした。足元で青く光っていたヤブランの実があちこちで目にとまりました。 |
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