木本にある「にしご茶屋」でお昼を食べようと思っていたのですが、あいにく休業中。娘に離乳食と母乳をやる場所も必要なので、同じく木本にある紀南ツアーデザインセンターで場所を借りられないかお願いしたところ、「どうぞお気軽に」と快く座敷を使わせていただきました。このセンターには何度か来ていますが、ひと息つくにはもってこいの落ち着いた古民家です。
保冷バッグに入れてきた離乳食を娘に食べさせてから、私たち大人は、記念通りの食堂で購入したサンマ寿司とアジ寿司とイワシ寿司を食べました。庭には強い日差しが降りそそいでいますが、部屋の中は風通しも良く、ひんやりとした空気。センターで出していただいたお茶(私がGWに摘んだのと同じように作った番茶)をすすりながら、軽く汗ばんだ体を休めながら食事を楽しみました。
机の上には、市木木綿で作られたお手玉が置いてありました。ツレアイの母は、懐かしむように3個手にとって、次々と放り投げては失敗しながら、少しずつ勘を取り戻していきます。横に座っていた娘は、お手玉が飛んでは落ちる様子を見て奇声を発してはしゃぎます。食後のひとときも、のんびりとした時間を過ごせました。 |