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JRの線路沿いまで来ると、日陰が多くなってホッと一息。道端の草むらを見ると、紫色のミソハギがちょっとした群落を作っていました。ちょうどお盆の時期に咲く花ですね。 |
ミソハギの他にも、線路沿いの旧街道には夏の花がいくつか咲いていました。右画像のセンニンソウ、セリが花をつけていました。
また、馬鹿曲がり付近の道では、オニヤンマが行ったり来たりして獲物を探していました。人も車も少なくて、花や虫には住みやすい所みたいですね。 |
栃原と神瀬の境界にあたる馬鹿曲がり。旧街道はもちろん、JRの線路も、深い谷をぐるりと回り込むように走っています。 |
馬鹿曲がり踏切を渡ると、日陰のない国道42号に合流。
高速道路が延伸してすっかり交通量が減って、帰省時期でも行き交う車は疎らでした。
国道に合流して少し歩くと、再び旧街道へ入ります。 |
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神瀬の旧街道を歩いて間もなく、4種類の神様が一箇所に祭られている祠があります。神瀬地区の人たちが大切にしているようで、とてもきれいに保たれています。すぐ傍に咲いていたサルスベリが、彩りを添えていました。 |
祠を過ぎると、また涼しげな日陰の道。
ガードレール下に古道があったようですが、寸断されて通れないようなので、標識に従って道なりに進みます。小川沿いの日陰は、とっても快適。 |
眼鏡橋という愛称の神瀬橋、案内標識はあるものの、上からではその姿がほとんど見えません。谷へ降りていく細道があったので降りて行ってみると、木々の向こうに橋のアーチが半分くらい見えました。JRの線路敷設でアーチは1つだけになったようですが、2つ揃っていたら見た目も立派だったでしょうね。
眼鏡橋の姿も予想以上に良かったのですが、谷川周辺は空気がひんやりして気持ちよかったです。汗の臭いに蚊が寄って来なければ、ゆっくり休めたのですが。 |