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左:立石の道標から国道42号に出たところの交差点。道の左手にあるのが七里御浜の防風林で、浜沿い=国道沿いにずっと続いています。
右:防風林を抜けて七里御浜に出ます。まだまだ先は長く、延々と続く砂利浜を見るとやる気もなくなってきますが、これを乗り越えないと速玉大社には着けません。 |
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砂利浜を歩くのが嫌になったら、堤防の上を歩くこともできますし、防風林の中の遊歩道を歩くのも良いでしょう。遊歩道は途切れているところもありますが、地元の人の散歩コースになっています。 |
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左:志原尻(志原川の河口)付近は、堤防の上にフェンスがついています。右へ曲がっていくと国道に合流しますが、その手前にある階段を下りて、茂みの中にある道をたどって行くと、龍神燈に着きます。
右:志原尻の龍神燈。かつては志原川の河口から押し入る波で、塩害が起こりました。土用の高波が来ると、実ってきた稲が被害にあって、年貢を納めることができなくなり深刻だったそうです。波鎮めの願いを込めて建てられたのが、この龍神燈です。かつては水門神社の前にあって、海を一望できる場所だったそうですが、今は防風林の茂みと堤防に囲まれた場所になっています。 |
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左:志原尻の様子。河口は砂利にふさがれていて、通常時は池のように水がたまっています。雨が降るとこれが海に流れていくようです。
右:一度、国道42号に出て左へ進んで橋を渡ります。橋を渡ってすぐの左手、巡礼供養碑があります。かつては橋がなく上流の渡し舟で渡っていましたが、渡し賃を惜しんで波の打ち寄せる合間を見て川を渡った人もいたようです。そのため、波にさらわれて命を落す巡礼者も多かったらしく、明治はじめには14基もの殉難無縁墓標が、この近くに並んでいたそうです。 |
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再び、防風林を越えて七里御浜に出て砂利浜を歩きます。浜を歩きたくない場合は、防風林の中の遊歩道や国道沿いに歩いてください。
七里御浜では釣り人を良く見かけます。浜からすぐに熊野灘なので、ちょっと投げると小さなカツオやハマチが釣れるそうです。 |
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七里御浜をしばらく歩いていくと、市木川の河口に出ますが、ここには水神塔が残っています。 |
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水神塔のところで国道42号に出ますが、橋に歩道がないため、国道の一本西側に架かる「緑橋」を渡ります。
市木川は渡し舟で渡っていましたが、明治時代に木橋が掛けられ、大正時代にはこの石積みの水門橋である緑橋が掛けられました。 |
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緑橋を渡って国道42号に合流したすぐのところ、国道脇に一里塚跡の大きな石碑が立っています。 |
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市木川を渡ったら再び七里御浜へ。この辺りは防風林の遊歩道がないようなので、浜を歩きたくない人は国道を歩いてください。
熊野市駅前からかなり離れていますが、七里御浜はまだまだ続いているように見えます。 |
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砂利浜をしばらく歩いていくと、右手に「探勝遊歩道」の案内標示が出てきます。整備された遊歩道になっており、サザンカやツバキをはじめとした照葉樹を中心とした林の中を散策できるようになっています。この道を歩いていけば、終点が道の駅パーク七里御浜です。 |
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