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原の大辻から旧道を少し歩き、道なりに歩いて県道へ合流。県道を少し歩いて、「原」の交差点を左に曲がると、すぐのところに旧道があります。右へ曲がって、しばらく旧道沿いに歩きます。
この通りは、所々に古い町並みが残っているので、雰囲気を楽しみながらのんびり歩けます。(旧道を歩いているうちに、多気町に入ります。) |
この旧道のつきあたりには、永昌寺があります。曹洞宗のお寺で、本尊には室町時代のものと言われる千手観音立像。
下左:旧道のつきあたりにある大日堂。建物自体は昭和初期に再建されたもののようですが、お堂の前にあるお地蔵様と石灯篭は、どちらも江戸時代中期のものだそうです。
下右:永昌寺にある眠り地蔵。殿様行列の際に、旅人が土下座したまま居眠りして打ち首になり、それを哀れに思った村人が祀ったという言い伝えがあるそうです。この他にも、西行法師ゆかりの歌碑なども境内にあります。 |
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永昌寺の左にある細い道を歩いていくと、和歌山別街道との分岐を示す背の高い道標があります。
天保4年(1833)のもので、「よしのかうやみち」(吉野高野道:熊野街道のこと。)、「さいこく道」(西国道:和歌山別街道=江戸時代、紀州藩の本城と田丸城をつなぐ道。)、「すくさんくう道」(直ぐ 参宮道)と書かれています。 |
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上の道標に従って左の細い道へ入っていくと、正面に見える森が、西城田神社です。それほど大きな神社でもありませんが、しっかり掃除されていて、きれいな境内です。 |
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これは、多気町内に立っている道標。それほど数は多くありませんが、たまに立っていて道を教えてくれます。 |
西外城田神社を過ぎると、2車線の道路に合流(下左画像)。
左へ曲がって南の方へ進むと間もなく、右手に細い旧道があるので、それに入って歩いていくと、栃ヶ池にぶつかります。クチナシの群生地として県の天然記念物に指定されています。 |
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栃ヶ池にぶつかって左へ歩いていくと、再び広い道路に合流。この道路の向かい側に、「女鬼峠入口」の案内標識が立っています(下左画像)。70mと書いてありますが、これは700mの間違い。
標識に従って土道を歩いていくと、伊勢自動車道が目の前に現れます(下右画像)。これをくぐって右へ行けば、いよいよ女鬼峠の登り口です。 |
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伊勢自動車道をくぐってすぐ右手へ入った道に立っている「女鬼峠入口」の案内標識。田丸から2時間半ほど歩いて、ようやく峠の入り口まで到着します。 |
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