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左:小鹿の集落から少し県道を歩くと、再び左側に切り立った岩壁、右側は急な下り斜面という道になります。そんな道を歩いていくと、左へのカーブを抜けたところ、左側の斜面に比丘尼転び(びくにころび)の入り口があります。小鹿の集落から10分ほど。
右:比丘尼転びの入り口、標識がないので分かりにくいのですが、石がゴロゴロして道になっています。斜面の少し上を見ると、木のハシゴも見えます。 |
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比丘尼転びは、熊野比丘尼が転んでそのまま行き倒れになったという言い伝えが残る難所。かなりの急斜面に細い土道が付いています。部分的には、石積みの場所もあって、そこに道があったことを示しています。 |
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左:県道を右下に眺める急斜面、落石防止の金網が張られていて、その裏側を道が通っています。宣旨帰りよりも、この比丘尼転びの方が、かつてのこの道の険しさを体感できる場所です。金網を設置するためのワイヤーや鉄柱をくぐったりまたいだりと、あまり歩きやすい道ではありません。
右:急斜面の土道を歩くのはわずかに10分ほど。木のハシゴを下りて県道に合流します。 |
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下りてきたところには案内標識が立っています。 |
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再び県道を歩きます。途中、振り返ったところに見えるとんがった山が、飛鉢ノ峰(ひばつのみね)。専念上人がここから鉄鉢に綱を付けて川丈街道に下ろして、参詣者に布施物を乞うた、という言い伝えのある山です。 |
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左:比丘尼転びが終わってから15分ほど県道を歩くと、飛雪の滝に到着。ここはキャンプ場になっていて、テントサイト、炊事場、トイレ、自動販売機があります。滝を眺めながら休憩するには最適です。
右:飛雪の滝。高さ約30m。飛び散る飛沫を雪にたとえた名前は、江戸時代の紀州藩主、徳川頼宣が命名したそうです。滝の裏側にもちょっとしたハイキングコースがあります。 |
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飛雪の滝のところで県道が大きくカーブしていますが、県道を進まず、桜の並木沿いに続く土道へ入ります。(かつての道は川沿いに続いていたそうです。)
ちなみに、紀宝町のコミュニティバスが、熊野大橋のたもとからこの辺り(浅里神社前)まで走っています。 |
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左:桜並木に沿って続く土道を歩いていくと、墓地に出るので、左側からこれを通り過ぎて直進します。
右:墓地を抜けて舗装された道に入ってすぐ右手、石仏が並んでいます。江戸時代の年号が彫られていて、かなり古いことがわかります。このあたりは浅里という集落ですが、この集落が古文書の記録に出てくるのは1580年のことです。 |
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左:墓地を越えてから舗装された道を歩いていくと、左手に浅里の集落がよく見えます。浅里城という小さなお城もあったそうですが、今はごく小さな集落です。
右:浅里の集落を左手に眺めながら、舗装された道をまっすぐ進んでいくと県道に合流します。 |
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