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晩秋の八鬼山越え(後半) 2005年11月

三木里の海が輝く
急斜面の足元からふと視線を上げると、三木里の町と海が見えました。時間帯が良かったのか季節が良かったのか、海がきれいに輝いていて桃源郷かと思うような景色でした。

槍かたげの急坂に続く石畳
十五郎茶屋跡で休憩した後、槍かたげの急坂へ。周囲の景色が自然林からひのき林になって、沢の音が聞こえてくると、もうすぐ明治道に合流です。その手前、きれいな石畳道が続いています。

世界遺産登録に反対する看板
気分良く急坂を下ってきて、明治道に合流して平坦な道になってホッとしたのも束の間、ご覧のとおりの看板が出迎えてくれました。三木里の名柄という集落の人、道沿いの地権者が世界遺産登録に反対していて、こんな看板を書いているようです。向井側の落書きと同様、こちらもエスカレートしているようです。

道沿いの立木に書かれた文字
看板を見てどっと疲れが出てきましたが、看板だけでなく、きれいな石畳が続く道沿いの立木には、ご覧のとおり白いペンキで「世界遺産反対」「地元民は迷惑」といった文字がずーっと書かれています。せっかくの景観も台無し、八鬼山を越えてきた疲れは5倍増です。
後で知りましたが、この日は落書きしている本人が座り込みをしていたそうです。それらしい人がいるのは気付きましたが、そうと知っていれば文句のひとつも言ってやれば良かった・・・。

見事な石畳道が続く
落書きがなければ、ひのき林の中をきれいな石畳道が続く、すばらしい景色が続く場所なのです。世界遺産登録で林業に支障が出るから反対だと主張しているようですが、醜い落書きのせいで、訪れる人は三木里や尾鷲への印象を悪くするでしょう。山や木は確かにその人のものなのでしょうが、その行動が地域全体に大きなマイナスになるということを、もう少し考えられないのでしょうか?向井側にしても三木里側にしても、地域を支えてきた大山主がそういう行動をしてしまうこと自体、とても情けないことだと思います。看板にはユネスコ、イコモスが恥ずかしいと書いてありましたが、本当に恥ずかしいのは書いている本人です。

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