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熊野古道伊勢路シンポジウム
  〜これからの世界遺産熊野古道を考える〜   2005年3月8日
●●プログラム●●
シンポジスト紹介シンポジストから一言シンポジスト討議感想(参考)アクションプログラムへのアンケート

  ページ作成者の感想
 全部で4時間に及ぶ長いシンポジウムでしたが、面白い内容でした。2004年7月の「第2回 熊野古道協働会議」での宗田先生の講演を掘り下げるような内容だったと思います。
 田中さんの、日本の精神文化と結びつけたお話は大変面白く聞くことができました。世界遺産になった以上、そのくらいの発想で世界に発信していくべきだと感じました。同時に、速水さんが発言された、生活のあり方を見直していくということも大切だと思います。やはり、この地域自体が魅力的でなくては、世界遺産も守れないし、人も来ないでしょうから。
 「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産になったこと自体は価値のあることですが、なぜ世界遺産になったのか、その根本のところを理解していないと保全もできませんし、その先にある活用もできません。
 熊野古道 伊勢路の価値については、私もウェブの管理人をしていながら分かっていないところが多いのですが、「気づいたらそれを伝えていくことが大切」ということで、自分なりに気づいたことを、このウェブを通して伝えていくことができればと思いました。そしてそれが、世界遺産を守ることにつながっていけば言うことはありません。
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  (参考)「アクションプログラム」へのアンケート結果
 アクションプログラム改訂のために三重県が行ったアンケートの結果を、三重県がまとめたところ次の3つのテーマに分けられるということでした。シンポジウムも、おおむねこの3つのテーマに沿った内容で展開されました。
●テーマ1 価値に気づく
・地域全体の盛り上がりがまだまだ
・東紀州地域に限らず、県全体で熊野古道に対する住民理解を図る必要がある。
・東紀州で生まれ育った子ども達が大人になったとき、熊野古道を堂々と話せる人間に育てる事が必要。
・世界遺産に登録されたことは理解されたが、なぜ登録されたかについて充分に理解されていない。
・実際に歩くことが大切。
・参加することによって学びが深まる。
●テーマ2 保全に努める
・地域住民の理解なくして保護はありえない。
・活用の両輪として地元活動の支援を検討すべき。
・各古道保全団体の意見調整、情報交換の場が必要。
・安全確保だけではなく、古道の保全を含めて定期的なパトロールは必要。
・山林所有者とのコミュニケーションが大切。
・森林保全(適正管理)は、林業者だけではなく、みんなで考えていきたい。
●テーマ3 伊勢路を結ぶ
・伊勢の聖地と熊野を結びつけてこそ伊勢路の魅力が倍増する。
・伊勢から熊野三山のルートは、東紀州地域以外の市町村の協力が必要。
・個々の峠だけではなく、古道はつながってこそ機能すると思います。
・もっと熊野三山との一体感を持たせるべき。
・古道だけでなく、地域全体の雰囲気を楽しんでもらえるような旅のスタイルを確立させること。
意見交換会の様子
 シンポジウムから一言ずつあった後、討議までの休憩時間で意見交換会。
 地元の甘夏みかんジュースや和菓子を楽しみながら、シンポジストのみなさんと参加者のみなさんが自由に意見交換をする時間が設けられました。40分ほどの時間でしたが、ガヤガヤと賑やかな雰囲気でした。
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